(趣旨)

第1条　この要綱は、障害福祉の向上を図ることを目的とし、家庭での入浴が困難な重度身体障害者等に対して、訪問による入浴サービスを提供する事業(以下「訪問入浴サービス」という。)の実施に関し必要な事項を定めるものとする。

(実施主体)

第2条　訪問入浴サービスの実施主体は、湖西市とする。

(事業内容)

第3条　訪問入浴サービスの内容は、入浴車で利用者宅を訪問し、浴槽を居宅に搬入して行う入浴サービスとする。

(対象者)

第4条　訪問入浴サービスの対象者は、次の各号のいずれにも該当する者とする。

(利用の手続)

第5条　訪問入浴サービスを受けようとする者は、訪問入浴サービス利用申請書(様式第1号)に入浴サービス利用に関する意見書(様式第2号)及び訪問入浴サービス利用に関する承諾書(様式第3号)を添付し、福祉事務所長に提出しなければならない。

(利用の決定)

第6条　前条の規定により、申請書の提出があったときは、その内容を審査し、事業実施の可否を決定し、訪問入浴サービス利用決定通知書(様式第4号)により通知する。

(利用の停止及び廃止)

第7条　福祉事務所長は、申請者から訪問入浴サービスの利用辞退の申出があったときのほか、次の各号のいずれかに該当するときは、訪問入浴サービス事業の提供を廃止又は停止することができる。

(事業の委託)

第8条　市長は、訪問入浴サービスの実施を社会福祉法人等に委託することができる。

(費用負担)

第9条　訪問入浴サービスの利用者は、利用料として事業費の100分の5に相当する額を負担するものとし、事業利用の際に事業を実施した社会福祉法人等に支払うものとする。ただし、障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律施行令(平成18年政令第10号)第17条第1項第4号に該当する利用者は、利用料を免除する。

(補則)

第10条　この要綱に定めるもののほか、必要な事項は、別に定める。