セアカゴケグモについて

令和元年9月3日、湖西市白須賀地内の事業所において、セアカゴケグモが発見されました。発見されたのは2個体で、既に駆除されています。

セアカゴケグモは攻撃性が低いので、素手で触るなどしなければ咬まれることはほとんどありません。

駆除するには、市販の家庭用殺虫剤を用いるほか、熱湯をかける、靴で踏みつぶす等の物理的な方法でも構いません。

1匹見つかれば周囲にも潜んでいる可能性があるので、よく確認するなど注意してください。

成熟したメスの体長は1センチ程度（足を除く）です。

全体が光沢のある黒色で、腹部の背面に目立った赤色の模様があります。

毒を持っているのはメスのみです。

写真の個体は未成熟であり、成熟すると白い斑紋は消えます。

（参考：環境省ホームページ）

日当たりが良く、暖かい場所で、地面近くのすき間やくぼみなどに巣を張ります。

具体的には、プランターの底、エアコンの室外機の裏、道路側溝の中などに生息している可能性があります。

メスは毒を持っており、咬まれた場合は痛みや痒み、腫れなどを引き起こします。通常は数時間から数日で症状は軽減しますが、ときに重症化する可能性があります。

咬まれた場合、傷口を水で洗い流し、速やかに医療機関へご相談ください。

咬んだクモの種類が分かるように、できれば殺したクモを医療機関へ持参してください。

『環境省チラシ』セアカゴケグモ・ハイイロゴケグモにご注意ください(PDF:2.6MB)