こさいの自然

浜名湖はおよそ500年前に起こった地震により海とつながりました。海水と淡水が混ざり合う「汽水湖」となったことで湖内に多様な環境が生まれ、これまでに800種類もの生き物が確認されています。

湖内では漁業が盛んに行われている他、場所によって異なる様々な魚種を狙って、季節を問わず釣りが楽しめます。

湖内にはマリーナも多数存在し、クルージングやウォーターアクティビティを楽しむ人の姿も多く見られます。

湖西市の南側一面には太平洋が広がっています。

海岸線は砂浜となっており、地元の方ばかりでなく遠方からもサーフィンを楽しむ方が多く訪れます。またサーフでの釣りも人気で、シーズンには等間隔で立ち並ぶ釣り人の姿が見られます。

もちろん漁業も盛んに行われ、鮮度が高いしらすは地元では生食も親しまれているほか、かつおも多く水揚げされ、春の一時期には地元でしか食べられない「もちがつお」が店頭に並びます。

元旦には多くの人が海岸で初日の出を拝んだり、散歩やジョギングを楽しんだりと、憩いの場にもなっています。

湖西市の西側、愛知県と静岡県の県境に連なる湖西連峰は、低い山並みが続き、コースが豊富なためトレッキングやトレイルランニングのスポットとして親しまれています。

コース上には浜名湖や太平洋を望めるポイントが多くあり、冬には富士山も見えることから好景観地として人気があります。平安時代の寺院跡や浜名湖名産のみかん畑など見所も多くあります。

JR新所原駅から登山口まで徒歩25分、無料駐車場もあり、積雪もほとんどないことから、一年を通して気軽に楽しめる山として地元では身近な場所となっています。