不育症治療費助成制度について

更新日:2024年09月10日

湖西市では子育て支援の一環として、医療保険が適用されない不育治療を受けた方に対して、経済的負担を軽減するため費用の一部を助成します。

1.補助対象

次のいずれにも該当する方

・法律婚または事実婚関係の男女の夫婦

・2回以上の流産、死産の既往があり、医療機関において不育症と診断され、治療を受けた方

・夫または妻の住所地が湖西市内であること

・夫と妻の前年(1月から5月に申請される場合は前々年)の所得の合計が730万円未満であること

・夫婦ともに市税を滞納していない

・当該助成に係る治療開始時の妻の年齢が43歳未満であること

2.対象となる治療

医療保険が適用されずに実施された次に掲げる検査又は治療

 

【不育症の検査に要する費用】

(1) 不育症のリスク因子の検査に要する費用

1.一次スクリーニング

 ・抗リン脂質抗体

       抗カルジオリピンβ₂グロコプロテインI(CLβ₂GPI)複合体抗体

       抗カルジオリピン(CL)IgG抗体

       抗カルジオリピン(CL)IgM抗体

       ループスアンチコアグラント

 ・夫婦染色体検査

2.選択的検査

 ・抗リン脂質抗体

       抗PEIgG抗体(抗フォスファチジルエタノールアミン抗体)

       抗PEIgM抗体(抗フォスファチジルエタノールアミン抗体)

 ・血栓性素因スクリーニング(凝固因子検査)

       第12因子活性

       プロテインS活性もしくはプロテインS抗原

       プロテインC活性もしくはプロテインC抗原

       APTT(活性化部分トロンボプラスチン時間)

 

(2)絨毛染色体検査に要する費用

 

【不育症の治療に係る費用】

(1)低用量アスピリン療法に要する費用

(2)ヘパリン療法(ヘパリン在宅自己注射療法を含む)に要する費用

 

※文書料、個室料等の直接的な治療費でない費用は含みません。

3.補助金額

不育症治療の範囲で本人負担額に10分の7を乗じた額とし、一夫婦ごとに241,500円が上限で、継続する2年までとする。

ただし、医療保険各法に基づく保険者又は共済組合の規約等の定めるところにより、不育症治療に関する任意の給付が行なわれる場合は、その給付額を本人負担額から控除するものとする。

また、静岡県内の他の市町が実施する不育症治療費の助成を受けた場合は、継続する2年から当該助成を受けた期間を除いた期間とする。

4.申請期限

不育症治療を受けた日の属する年度の末日まで(1月1日から3月31日までの間に不育症治療を受けた場合にあっては、治療終了日から90日以内)に申請する。

5.申請に必要な書類

1.湖西市不育症治療費助成金交付申請書(PDFファイル:115KB)

2.湖西市不育症治療費助成事業に関する同意書(PDFファイル:89.7KB)

3.湖西市不育症治療費助成事業受診等証明書(PDFファイル:124.3KB)

4.申請日の前1か月以内に交付を受けた夫及び妻の戸籍謄本又は全部事項証明書

5.夫および妻の前年(申請日が1月から5月までの間にある場合は、前々年)の所得 証明書

6.不育症治療を受けた医療機関発行の領収書

7.市税の滞納がない証明書(夫と妻1通ずつ必要で、申請日の前1か月以内に交付を受けたもの)

8.夫及び妻の健康保険証

9.事実婚の場合:事実婚関係に関する申立書(PDFファイル:60.9KB)

10.振込先が確認できる通帳またはキャッシュカード等

この記事に関するお問い合わせ先

こども未来課 子育て応援係

〒431-0442
静岡県湖西市古見1044
電話番号:053-576-4794 ファクス番号:053-576-1220メールでのお問い合わせはこちら

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