家畜防疫に関する情報

更新日:2019年02月28日

鳥インフルエンザについて

鳥インフルエンザとは、鳥に感染するA型インフルエンザの総称です。家畜伝染病予防法では、病原性やウイルスの型によって高病原性鳥インフルエンザ、低病原性インフルエンザ等に区分されています。鳥が高病原性鳥インフルエンザに感染すると、その多くが死んでしまいます。一方低病原性鳥インフルエンザに感染すると、症状が出ない場合もあれば、咳などの軽い呼吸器症状が出たり、産卵率が下がったりします。

市内で高病原性鳥インフルエンザが発生した場合、発生した農場の飼養家きん全ての殺処分等の対策がとられ、半径10キロメートル以内の家きん飼養農家がしばらく出荷できなくなり、地域の大きな経済的損失につながります。

鳥インフルエンザの発生が疑われている海外若しくは他市にご旅行等の際は、なるべく農場や家畜に近寄らないようにし、帰宅後は畜産施設や畜産関係者と接触することはなるべく控えてください。

(飼っている鳥や野鳥が死んでいた場合は?)

鳥が死んだから直ぐに鳥インフルエンザを疑う必要はありませんが、鳥が次々に死んでしまったり、同じ場所で数羽まとまって死んでいたりする場合などは、素手で触ったりせずに市役所にご連絡ください。

口蹄疫に関する情報

口蹄疫とは、口蹄疫ウイルスが原因で、偶蹄類の動物(牛、豚、羊など)がかかる病気です。感染すると、動物が発熱したり、口の中や蹄の付け根などに水ぶくれなどの症状が見られ、子牛や子豚に感染すると死ぬことがありますが、成長した家畜では死亡率は数%程度と言われています。しかし、動物間の伝播力が非常に高いので他の家畜にうつさないよう、発生した農場の飼養家畜全ての殺処分等の対策がとられ、半径20キロメートル以内の家畜飼養農家がしばらく出荷できなくなり、地域の大きな経済的損失につながります。

口蹄疫の発生が疑われている海外若しくは他市にご旅行等の際は、なるべく農場や家畜に近寄らないようにし、帰宅後は畜産施設や畜産関係者と接触することはなるべく控えてください。

その他

他にも、豚流行性下痢(PED)や牛海綿状脳症(BSE)など、家畜の伝染病は、1頭でも感染してしまったら、同一農場の家畜を全て殺さなければならない事態に発展することがあり、万が一発生した場合、畜産農家の経済的損失は計り知れません。

病原菌は皮膚や衣服の表面、靴の裏などに付着して農場に侵入してくることもあるため、不用意に農場に近づかないようにしてください。

また、人と家畜が共通して感染する病気もあるため、皆さんの健康を守るためにも、農場には近づかないようにしてください。

この記事に関するお問い合わせ先

産業振興課 農業水産振興係

〒431-0492
静岡県湖西市吉美3268番地
電話番号:053-576-1216 ファクス番号:053-576-1115
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