住宅火災から「命」を守るためには
火災による死者は、逃げ遅れが約半数(47.3%)を占めています。
住宅火災で逃げ遅れを防ぐためには、火災を早期に発見し住宅内にいる人に火災発生を
知らせる「住宅用火災警報器」が最も有効です。
大きな火災に至らずに済んだ事例として、
1.たばこの火が座布団に落ちて着火し燃え広がったところ、住宅用火災警報器が作動
し、警報音に気づいた家人が消火器で消し止めたので、ぼや火災ですみました。
2.煮物をしていることを忘れて火をつけたまま鍋を放置したところ、住宅用火災警報器
が作動し、火災に気づき鍋を焦がしただけですみました。
既に住宅用火災警報器が設置されている住宅は、設置義務化から10年以上が経って
いるため、機器の交換や電池の交換をし、適正に点検や手入れをしましょう。

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更新日:2021年06月15日