【ふれあいポスト】園・学校での名札について

更新日:2019年02月28日

園・学校での名札について(ウェブサイト 市内 30代 男性)2018年7月3日受付

現在、子供が通う園では名札を縫い付けています。名札には学校名、クラス、名前をフルネームで書いています。個人情報や、防犯面から、名札の必要性について疑問を感じています。

確かに、学校内では必要だと思いますが、通園、通学時には、不審者に声を掛けられる危険性や、個人情報も常に公開している状態になり、とても心配です。

今は付け外しのできるタイプの名札や、裏返すタイプの名札など、色々な名札を使っている学校がある中、縫い付けのタイプの名札は時代にそぐわない気がします。

どうしても縫い付けタイプということでしたら、最低限の情報にしてほしいです。例えば、名字のみ(同学年に同じ苗字がいる場合、名前の一文字目だけ)など。

たしかに、防災時には、名札はとても有効的だということもわかりますが、防災用でしたら、見えないところに個人情報を記載するなど、対策は可能だと思います。

常に個人情報をさらす必要があるのか疑問を感じています。

子供が巻き込まれた犯罪のニュースを聞くたび心が痛むとともに、本当に心配になります。田舎だからといって、不審者がいないとは限りません。万が一名札を使った声かけ誘拐などに巻き込まれたら、と思うと…事件が起こってからでは遅いので対策は早めにしていただけたらありがたいです。

回答

ご提案ありがとうございました。

子どもたちが登下校中に事件に巻き込まれるニュースが続き、保護者の皆様が子どもたちの安全な登下校を心配されていることは十分お察しします。

幼児教育課と学校教育課から回答させていただきます。

幼稚園・保育園

幼稚園・保育園での保育中における名札の着用につきましては、まだ言葉や意思を十分に表せない乳幼児期のお子さんをお預かりしており、給食時のアレルギー対応、病児の服薬等、名札による確認は必須となります。また、担任以外の多くの保育士が保育にかかわることから、名前の把握ができることで声が掛けやすくなり、保育士とお子さんとの信頼関係が構築されやすくなります。お子さん同士でも名前を呼び会う機会が増え、友達関係の構築に有効となっています。

現在使用している布名札は、着替えや洗濯時に取り扱いしやすく、ぶつかったり、引っ張ったりした時に危険のない素材です。取り付け方や形状の変更につきましては、安全性や取り扱いを考慮した方法や物の検討が必要であり、保護者の皆様の意見をお聞きしながら、対応したいと考えます。

保育中の安全確保等と同様に、登降園時の安全確保も重要と認識しています。登降園時に名札のついた衣服の着用につきましては、保護者の皆様のご協力のもと、個人情報が見えないような対応をお願いしていきたいと考えています。

小学校

小学校での校内での名札の着用につきましては、授業中や昼休みなど、学級担任以外の教師や他学年の児童が名札を見て、声を掛ける場面があります。また、幼稚園や保育園の対応と同様に、学級担任が出張時には担任以外が給食指導をするときにアレルギー対応として名札等で本人確認をすることがあります。やはり校内での活動中の名札は必要だと考えます。今後も体操服に名札を付けることは継続していきます。

登下校中につきましては、名札から名前などの個人情報が分かり、場合によっては不審者から声をかけられることが懸念されます。今後の登下校中の名札の着用について、昨年度末から保護者の皆様にPTA活動の一環としてアンケート調査を行い、検討している学校もあります。今後、登下校中における名札の着用に関しては、学校とPTAの皆様とで協議していく中で、改善していく方向で考えています。

また、名札対策だけでなく、日頃から犯罪に巻き込まれないように注意し、万が一犯罪に遭遇したらどのように対処したらよいのかなど、防犯教育を一層推進するよう併せて学校にも指導していきます

この記事に関するお問い合わせ先

学校教育課 学校教育係

〒431-0492
静岡県湖西市吉美3268番地
電話番号:053-576-4798 ファクス番号:053-576-4872
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