【ふれあいポスト】歴史教育について(2)

更新日:2019年02月28日

歴史教育について(ウェブサイト 市内 60代 男性) 2018年7月30日受付

以前中学生の歴史教育に関して、少し提案しましたが、真の問題点に気が付きましたので、改めてご提案します。

去年、私の塾生が中3でしたが、アメリカと日本が戦争をしたことを全く知っていない事実に気が付き驚いていました。

まあ、時間が足りなくて歴史の先生が日本の近現代史まで授業ができなかったのだろうなあ、と思いましたが。

しかしこれは45年前の私の中学の時代もそうでしたので、改善する気はないのかなあとも思いました。

しかし、実はこれは恐るべきことで、今後グローバル化が進んでいくうえで、もし日本人の若者が海外で、太平洋戦争について意見を求められた場合、そういうことは知りません、ということでは、日本に対する世界の信頼感は丸つぶれになると思います。あれだけのことをやっておいて、相手が中国人や韓国人なら、突然彼らに無責任も甚だしいと、怒られるかもしれません。

日本の将来が心配になってきました。当然日本の近現代史を一番先に授業で取り上げて、太平洋戦争への反省と評価についてみんなで考えるべきだと思います。

これは歴史教育における大問題だとは思いませんか?

回答

この度は、貴重な御意見をありがとうございました。

学校では、文部科学省から示されている学習指導要領に則り、学習を進めています。御指摘いただいた中学校歴史的分野については、我が国の歴史の大きな流れを理解させ、歴史について考察する力や説明する力を育てるため、各時代の特色や時代の転換にかかわる基本的な内容の定着を図ることを目指しています。定められた学習内容や授業時数についても確実に履修しております。

今後も広い視野に立って社会に対する関心を高め、我が国の国土と歴史に対する理解と愛情を深め、国際社会に生きる平和で民主的な国家・社会の形成者として必要な公民的資質の基礎を育成することを目指して教育を行っていきたいと考えています。

今後もお気づきのことがありましたら、御指摘よろしくお願いします。

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