湖西環境保全協議会

湖西環境保全協議会は、事業所における公害防止についての研究や知識、技術の交流、また地域社会の生活環境の保全などを目的として、昭和59年に設立いたしました。
会員として市内34事業所が加入しています。主な活動は、古見川きれい作戦などの清掃活動への参加、環境保全の大切さの啓発を目的として市内小学生を招いての水生生物観察会を開催、各々の知識向上のための会員間交流会や環境保全先進地への視察研修実施などです。

湖西環境保全協議会の活動内容の周知と水質の実験をメインに環境を守っていく取組について学ぶブースを出展いたしました。今年度は、参加者の皆様に水をきれいにする過程を体験していただくため、凝集剤を使った汚れ凝集沈殿実験とろ過実験を行い、計174名の皆様に実験していただきました。

協議会グループメンバー（企業の方々）が講師となり、市内小学生（4～6年生）を対象に観察会を実施しました。子供達は川に棲む水生生物（指標生物）を観察し、生物の種類・数から水質を判定する方法を教わりました。湖西環境保全協議会では、毎年観察会・水質調査を実施し、環境保全の大切さを伝えています。

令和7年度は、今川上流（おちばの里親水公園）と今川下流（今川大橋付近）の2箇所で実施しました。採集した指標生物より今川上流は「きれいな水」今川下流は「ややきれいな水」と判定できました。

多様な事例や知識、情報を得る機会として、年に1回交流会を開催しています。日ごろの困りごとや知りたいことなどを議題にあげ、意見を交換することで会員間の交流を深めることを目的としています。

令和6年度は対面で開催しました。当日は、13社20名の会員があつまり、「油漏れ対策について」「カーボンニュートラルに向けた取り組み・課題」「廃棄物の有価にする方法」「法律遵守の仕組み」「騒音測定について」の5つの議題で意見交換が行われました。

当協議会では、浜名湖に流入する古見川を清掃することで、古見川と浜名湖の両方の水質保全につながるため、この活動にボランティアとして参加をしています。