あなどるなかれ!朝ご飯の力
「朝食を食べましょう」は、誰もが耳にしたことのある言葉ではないでしょうか。
朝食には、数多くのメリットがあるため、子どもだけでなく、大人も毎日食べ、習慣を付けることが大切です。
しかし、「令和元年度 湖西市生活習慣についてのアンケート調査」の結果からは、若い世代になるにつれて、摂取割合が低い状況となっています。特に、20~30歳代の男性において、4人に1人の人が「時々食べる」「ほとんど食べない」と回答しています。
また、30歳代を対象とした健診結果から、「朝食習慣なし」は肥満が多いことも分かっています。
このような現状を背景に、湖西市食育推進連絡会(健康や農業に係る団体や教育関係者で構成)で、朝食に関して啓発活動を行うことにしました。
チラシも作成しましたので、ぜひ、ご活用ください!
朝食のメリット
1.太りにくい体をつくる
朝食を抜いて空腹状態で昼食を食べると、血糖値が急激に上がり、体にエネルギーを余分に溜め込むことで太りやすい体になります。また、3食きちんと食べることで、血糖コントロールが良くなります。
2.体や脳のエネルギー源になる
夕食でとったエネルギーは、寝ている間に全て使われてしまい、朝には残っていません。元気に活動するには、朝食が必要です。
3.睡眠の質が良くなる
人間の体内は、1日25時間で動いています。朝食をしっかりと食べることで、体内時計がリセットされ、睡眠の質も向上します。
4.便通が良くなる
1日3回、規則正しくご飯を食べることで、体内のリズムが整えられます。また、胃や腸を刺激し、排便を促すため、便秘解消にもつながります。
朝食を食べるにはどうしたら良いの?
朝食を作るのが面倒、食べる時間がない、元々食べる習慣がない…など、朝食を食べない理由は様々だと思います。
現在、全く朝食を食べていない人は、ご飯1杯、バナナ1本、ヨーグルト1個など、食べやすいものから食べましょう。食べられるようになったら食品の数を増やし、無理せず、少しずつステップアップをすることが大切です。
朝食を食べよう~自宅編~
普段料理をしない、または料理が苦手な方でも、バランスがよく簡単に作れるレシピをご紹介します。
包丁やフライパンを使わない、冷凍野菜やカット野菜を利用した簡単なレシピです!
朝食を食べよう~コンビニ編~
朝食を食べる際にコンビニを利用することも一つの手です。
コンビニの食品は、選ぶものや組み合わせ次第で、エネルギーや摂取できる栄養素が変わってきます。
ご飯・パン・めん類などの主食、肉・魚などの主菜、野菜・きのこ類などの副菜の3つを揃えることを意識して、バランスを良くしましょう。
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健康増進課 健康づくり係
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更新日:2023年01月18日