予防接種健康被害救済制度について

一般的に、ワクチン接種では、一時的な発熱や接種部位の腫れ・痛みなどの、比較的よく起こる副反応以外にも、副反応による健康被害（病気になったり障害が残ったりすること）が生じることがあります。極めて稀ではあるもののなくすことができないことから、救済制度が設けられています。

救済制度では、予防接種によって健康被害が生じ、医療機関での治療が必要になったり、障害が残ったりした場合に、その健康被害が接種を受けたことによるものであると厚生労働大臣が認定したときは、予防接種法に基づく救済（医療費・障害年金等の給付）が受けられます。

認定にあたっては、予防接種・感染症・医療・法律の専門家により構成される国の審査会で、因果関係を判断する審査が行われます。

現在の救済制度の内容については、厚生労働省ホームページまたは静岡県ホームページをご覧ください。

令和6年4月1日以降の健康被害救済制度について

「請求日」「接種日」「定期接種か否か」によって、対象となる救済制度が異なります。

制度判別フロー

接種日	請求先
令和6年3月31日までの接種	予防接種健康被害救済制度の臨時接種として湖西市へ請求予防接種健康被害救済制度について（厚生労働省ホームページ）
令和6年4月以降の定期接種	予防接種健康被害救済制度のB類疾病の定期接種として湖西市へ請求予防接種健康被害救済制度について（厚生労働省ホームページ）
令和6年4月以降の任意接種	医薬品副作用被害救済制度で独立行政法人医薬品医療機器総合機構（PMDA）へ請求医薬品副作用被害救済制度について（PMDA）

※健康被害が生じた接種を受けたときに、湖西市以外に住民票を置いていた方は、住民票があった市町村へ請求してください。

1. 請求者は、給付の種類に応じた必要書類を整えて、湖西市に提出（申請）します。

2. 湖西市は、提出された申請書類の確認を行った後に、「湖西市予防接種健康被害調査委員会」を開催し、医学的な見地から当該事例を調査し、申請書類を静岡県を通じて国（厚生労働省）へ送付（進達）します。

3～5. 国（厚生労働省）は、疾病・障害認定審査会に諮問し、答申を受け、静岡県を通じて湖西市に審査結果（認定または否認）を通知します。

6. 国（厚生労働省）の審査結果を受け、湖西市から請求者へ審査結果及び支給の可否を通知します。その後、認定された事例に対して給付が行われます。

健康被害救済制度は、申請書類の確認や申請された事例に対する審査会の開催が必要であるため、認定までに期間を要します。（静岡県が国へ進達してから国の審査結果の通知まで平均約300日を要しています。）

申請書類の中には発行に費用が生じるものがありますが、それらの費用は請求者の負担となります。また、申請後も、追加資料の提出を依頼する場合があります。

請求者は、給付の種類に応じて必要書類を揃えて、下記までご提出ください。

厚生労働省ホームページまたは静岡県が作成した手引きをご覧ください。

下記窓口に直接提出、または郵送

〒431-0442 静岡県湖西市古見1044番地

湖西市健康福祉センター2階健康福祉部健康増進課健康政策係

※新型コロナウイルスワクチン接種における申請件数

湖西市では、将来、健康被害が発生するような事態に備え、新型コロナワクチン接種にかかる予診票の保存期間を5年間から10年間に延長しました。

この記事に関するお問い合わせ先: 健康増進課

〒431-0442
静岡県湖西市古見1044
電話番号：053-576-1114 ファクス番号：053-576-1150
メールでのお問い合わせはこちら

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