振り込め詐欺等の特殊詐欺にご注意ください!
振り込め詐欺などの特殊詐欺の被害が発生しています。その手口は年々、巧妙化、多様化しています。
詐欺電話などでよく使われている言葉を紹介します。
被害に遭わないためにこんな言葉にはご注意ください。
「携帯電話の番号が変わった」
孫や息子などを騙った詐欺電話は、孫や息子など本人への確認を防ぐために、「携帯電話の番号が変わった」などとかかってくることがあります。
このような電話があったときは、必ず孫や息子の元から把握している電話番号にかけ直して確認しましょう。
「お金が必要」
孫や息子を騙る者から「会社の書類を無くしたからお金が必要」、「事故を起こしてすぐにお金が必要」など、電話でお金の話がでたら、詐欺を疑うようにしましょう。
どうしても必要であれば、一度電話を切り、孫や息子を騙る者から伝えられた電話番号ではなく、元の連絡先にかけ直して本人に確認しましょう。
「還付金があります。ATMですぐに手続きを」
税務署・市役所職員などを騙り、「還付金があるのですぐにATMで手続きをしてほしい」と伝え、ATMの操作を指示してお金を振り込ませる手口です。
ATMを操作してお金が返金されることはありません。
「あなたのキャッシュカードが不正に使われています。」
警察や銀行協会の職員などを騙り電話をかけ、「キャッシュカードが不正に使用されており、新しくするため手続きが必要」などとだまして暗証番号を聞きだしたうえで、キャッシュカードを騙し取る手口です。
直接キャッシュカードを受け取りにくる手口やキャッシュカードを封筒にいれ、「封印のために印鑑が必要」などと指示し、相手の目を盗んで事前に用意していた別のカードが入った封筒とすり替えてキャッシュカード盗む手口が発生しています。
警察官や銀行の職員が暗証番号を聞きだすことは、絶対にありません。警察官や銀行の職員を騙る者であっても暗証番号は絶対に教えない、キャッシュカードは絶対に渡さないでください。
詐欺電話は必ずかかってきます!
振り込め詐欺などの被害に遭った方からアンケートを取ったところ、約6割の方が、
・振り込め詐欺のことは当然知っていたが、自分のところには電話はかかってこないだろうと思っていた。
・まさか自分がだまされるとは思っていなかった。
と思っているそうです。
詐欺電話は必ずかかってきます。
お金やキャッシュカードを要求する電話などがあっても、慌てず家族や警察に相談しましょう。
お金やキャッシュカードは他人に絶対渡さない、暗証番号は絶対に教えないようにしましょう。
また、家族や身近な人と普段からコミュニケーションを取り、詐欺を防ぎましょう。
※不審な電話がかかってきた場合は、湖西警察署(053-574-0110)に連絡するようにしましょう。
※詳しくは、静岡県警察のウェブサイト「詐欺被害に遭わないために」をご覧ください。
更新日:2024年09月20日