子宮頸がん(HPV)ワクチン接種について

更新日:2024年03月26日

定期接種の積極的勧奨の再開について

子宮頸がんを予防するHPVワクチンの予防接種は、平成25年4月から小学校6年生から高校1年生(標準的接種年齢は中学1年生)の女子を対象とした定期接種となったものの、当時ワクチンとの因果関係を否定できないと思われる副反応が見られたことから、同年6月以降、積極的勧奨が差し控えられてきました。

その後、厚生労働省の審議会において、最新の知見を踏まえ、改めてHPVワクチンの安全性について特段の概念が認められないことが確認され、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められたことから、令和3年11月26日に積極的勧奨の差し控えの状態が終了となりました。

これに伴い、本市においても、令和4年度の中学1年生から高校1年生相当年齢の女子へ、令和4年5月に予防接種予診票を送付しました。

ヒトパピローマウイルス(HPV)とは

ヒトパピローマウイルス(HPV)の子宮頸部への感染経路は、ほとんどが性交によるものです。性交によって子宮頸部に傷ができ、そこからウイルスが侵入すると考えられています。ウイルスに感染しても、多くの場合は自然消滅しますが、一部の人でHPVの感染が続き、その一部が前がん病変となり、数年から数十年かけて子宮頸がんを発症してしまいます。

詳細は厚生労働省ホームページをご確認ください。

ワクチンの種類

子宮頚がん予防ワクチンにはサーバリックスとガーダシル、令和5年度よりシルガードが追加となり、3種類になりました。どのワクチンで接種するか選択した上で、予約時に医療機関に取扱いワクチンを確認してください。

標準の接種時期

ワクチン名

接種回数

標準的な接種年齢

接種間隔

サーバリックス

(2価)

3回

13歳となる日の属する年度の初日から当該年度の末日までの間

1月以上の間隔をおいて2回接種した後、1回目の接種から5月以上、かつ2回目の接種から2月半以上

ガーダシル

(4価)

1月以上の間隔をおいて2回接種した後、2回目の接種から3月以上

シルガード

  (9価)

2回

 

13歳となる日の属する年度の初日から当該年度の末日までの間

1回目の接種を15歳になるまでに受ける場合、5月以上の間隔をおいて2回目

※間隔が5月未満の場合は3回目の接種が必要

3回

 

 1回目の接種を15歳になってから受ける場合、2月以上間隔をおいて2回接種した後、1回目の接種から6月以上の間隔をおいて3回目

対象者

小学校6年生から高校1年生相当年齢の女子

※標準的な接種期間は中学1年生

予診票について

毎年4月に定期接種対象者となる中学1年生の女子に、予診票をお送りします。

※紛失等により予診票の再交付を希望される方はお問い合わせください。お問い合わせの際は母子健康手帳をお忘れなくお持ちください。

持ち物

・予診票

・母子健康手帳

実施医療機関

この記事に関するお問い合わせ先

こども未来課 子育て応援係

〒431-0442
静岡県湖西市古見1044
電話番号:053-576-4794 ファクス番号:053-576-1220メールでのお問い合わせはこちら

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