【ふれあいポスト】隠れ待機児童について

更新日:2023年04月21日

隠れ待機児童について(ウェブサイト 市内 40代 女性 ) 2023年03月23日受付

ママたちは子供が保育園に入れず困っています。
保育園入園における点数制度や地域格差について
いくつか不満が上がりましたので送らせていただきます。
再度検討していただきたい内容です。

■学区優先の廃止
地域によって受けられる保育に差がある。
職場に近いところを選ぶ人や、実家の近くを選ぶ人がいるのに、
なぜ住まいの学区で縛る必要があるのか不明。学区優先があると勝ち目ない。

■兄弟入園の加点の廃止
第一子や歳の離れた兄弟の場合、ほぼ入れない。
保育園側も兄弟枠を確保して、一般枠がなくなったりしている。
なぜ兄弟入園がそんなに加点される必要があるのか。
保育園に入れていない子を入れてあげたい!ということが根底にあるから
転園希望でマイナス加点するとのことなので、第一子や歳の離れた兄弟にはさらに
加点するか、兄弟枠の廃止を要望。
これがある限り、第一子、歳の離れた子は入れない。

■鷲津幼稚園のこども園化
一歳未満で入らなければ、保育園に入れない。親子との時間を大切に、少子化対策という割に、一歳を超えて育休をとると保育園に入れない。
早急に鷲津幼稚園をこども園にし、対応することはできないか?
鷲津幼稚園は人数が減ってきている。それなのに保育園は入れない。
共働きが増えてきているということなのに、対応が後手すぎる。
鷲幼も老朽化が問題ならば鷲津保育園を無くす前に建て替えてこども園がしてから、鷲津保育園を無くすべきだったのではないか。

■公立園の廃止が多い
公立保育園を減らし、民間の保育園を増やすのならば、一定の水準の保育を受けられるように、市が介入し、保育のレベルを高め合えるようにすべき。
鷲津地区には公立はない。
民間の保育園だから市は関与しないのは、無責任。
公立を潰し、民間を導入した責任がある。
保育士の先生方が余る状況を作りたいのか?
先生が余っているのに子供が入れない状況がおかしい。
市は何も思わなかったのか。

鷲津幼稚園のこども園化を早急に進めてくれなければ、
離職しなければならない人が多い。
この現状で、子育て世代は湖西市を選ぶことはない。

■地域格差
岡崎地区は岡崎こども園、微笑に、公立までこども園で、優遇されてる。
大規模保育園/こども園のため入れる人数も多い。
新居地区は真愛、新居こども園の2園。
鷲津地区は公立なし、希望、ヒーローズ、きりつ、風の子
格差がありすぎる。

上記以外の要望です。
根本的な問題解決→保育園に入れないという状況を無くす
■少子化で困るなら、子供を産んで復帰したいタイミングで復帰できるようにどこかの園に入れるように調整する。
3歳の4月まで入園を待てというなら
■3歳までは社会保険の免除があるが育休手当は2歳の誕生日の前日まで。
1年間全くの無収入となる。→市が1年間育休手当と同じ額を補助(支給)する。
そんなことはできない!一時預かりをつかえ!と言うなら
■市で一時預かり先の手配をする→ママの労力の負担軽減(ママは子育て+家事+仕事と忙しい)
■一時預かりにかかる金額は保育園に入園できた場合を上限とする。(市で補助を出す)→金銭的、精神的な負担の軽減
第二子:半額 第三子以降:無料 給食費:別途
■必ず預けられるようにする。→ママの仕事復帰の妨げを排除

何かしら必ず対応を取ってください。
役所で「今後子供が減っていくのが目に見えているから、増やせないんです。」
と言われたが私たちママたちは今!困っているんです。
今困っている人は我慢しろってことですか??
数年前の #日本死ね 問題となんら変わっていません。
早急にご対応をお願い致します。

頂けた回答は困っているママたちで共有させていただきます。
前向きな回答期待しています。
宜しくお願い致します。

回答

ご意見・ご要望いただきましてありがとうございます。

■学区について
入所調整は、保育の必要性を指数として数値化することで順位付けを行っています。この指数を算定する際には、学区を考慮していません。学区は、指数が同点であった場合の判定項目の一つとして設定しています。湖西市では幼稚園にも学区を設定していますが、幼児期であっても自分の住む地域の園に通うことで地域の文化・行事に触れることができることや、小中学校を見通した児童及び保護者における人間関係の形成などのメリットを期待しているところです。
今後、令和6年度の調整指数表の作成時に学区の取扱いについては改めて検討いたします。

■兄弟姉妹の加点について
「子ども・子育て支援法に基づく教育・保育給付認定等並びに特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業者の確認に係る留意事項等について(平成26年内閣府・文部科学省・厚生労働省通知)」において、優先利用に関する基本的な考え方として『兄弟姉妹について同一の保育所等の利用を希望する場合』を掲げています。多胎児童や兄姉と弟妹が別々の園に通うことになる負担は、児童・保護者にとって大きいものであると考えますので、今後もこの調整項目は継続していきますが、指数の配分については、見直しを検討いたします。

■市立鷲津幼稚園のこども園化
市立鷲津幼稚園は、3歳児以上の児童のみが利用する施設として設計・建築されています。3歳児未満の児童が利用する保育施設として利用する場合には、大規模な改修を行い施設要件を満たす必要があります。
他方で、放課後児童クラブ(学童保育)としての活用など、様々な要望を踏まえて市立鷲津幼稚園のこども園化についても検討していきます。

■公立園の廃止が多い
市内保育施設の定員数は平成31年に905人でしたが、令和5年には1,030人と125人分の受け皿を増加させています。民間の保育施設の割合が増えていますが、民間ならではの柔軟な発想で特色のある保育を実践している園も多くありますので参考にし、また、行政として助言・指導をしていきます。

■地域格差
保育施設は、地域間のバランスを考慮したうえで整備を進めています。
岡崎地区(微笑こども園・おかさきこども園・岡崎幼稚園)の合計定員数は、303人
鷲津地区(希望の杜保育園・ヒーローズこさい保育園・きりつ保育園・吉美風の子保育園)の合計定員数は、281人
新居地区(真愛三ツ谷こども園・新居幼稚園)の合計定員数は、209人
となっています。人口バランス的にも特定の地域に突出した整備がされているわけではないと考えていますが、民間・公立ともに魅力ある保育を提供することができるように調査・研究をしていきます。

■保育園に入れないという状況を無くす
まずは、令和5年4月から緊急一時預かり事業を市立岡崎幼稚園と市立新居幼稚園で開始しました。同時に、保育士・幼稚園教諭の募集もしており、採用ができ次第、緊急一時預かり事業の受け入れ枠の拡大ができるように準備を進めています。
今後も待機児童・入所待ち児童対策を進めていきます。

この記事に関するお問い合わせ先

幼児教育課

〒431-0492
静岡県湖西市古見1044
電話番号:053-576-1156 ファクス番号:053-576-1220
メールでのお問い合わせはこちら

みなさまのご意見をお聞かせください
このページの内容はわかりやすかったですか

このページは見つけやすかったですか