【ふれあいポスト】投票済み証明書の活用について

先日の国政選挙の際、投票率を上げる工夫として投票済み証明書が様々な景品に替えられる話題をテレビで観ました。
湖西市でも投票済み証明書は発行されていましたのでこれの活用方法について考えてみました。
投票済み証明書に有効期限を設けて、市の有料施設（プール、関所、佐吉翁の生家等々）を1回無料で利用できるようにしたらどうでしょうか。
まず、周知させる費用が要るだけで、景品購入に費用はかからない点が利点です。
また、確かに施設収入の一時的な減少にはなりますが、市民に知ってもらうチャンスにもなると思います。それをきっかけに利用者が増える方が狙いです。
周知の方法も広報だけでなく可能ならば投票所入場券に表記するとか、例えば若い人の投票率アップを意識するのだったら幼稚園・児童施設等、的を精査して掲示するなど費用対効果を意識すれば最小限の出費に抑えられると思います。
また、将来的には市の施設に限らず広く民間施設や商店もタイアップできる道を考えてもいいかと思います。
せっかく発行される証明書なので湖西市のために有効利用できれば良いと思います。

ご提案ありがとうございます。
投票済証明書につきましては、その発行自体、法的根拠がなく、全国的に賛否の分かれているところです。
昨年の衆議院議員総選挙においても、総務省からの通知によって、「不適切に利用されるおそれがあることが指摘されているところであり、その必要性について十分検討すべきものである」旨の注意がありました。
投票済証明書を投票したことを証明する以外の目的に利用することは、この国の方針に合わないこととなりますので、現在のところ、ご提案の有料公共施設の無料化にすることについて、難しい状況です。なお、選挙啓発につきましては、別途施策を講じてまいります。
併せて、投票済証明書に関する全国各市町村や国の動きにつきましても、今後とも注意を払ってまいります。