若年がん患者妊孕性温存治療費補助事業
将来子どもを産み育てることを望むがん患者の方が、がん治療開始前に生殖機能を温存することで、将来に希望を持ってがん治療に取り組むことができるように、妊孕性(にんようせい)温存療法に要した費用の一部を補助します。
対象者(次のすべての条件を満たす方)
- がんと診断された日から妊孕性温存治療の開始日までの間において、引き続き湖西市内に住所を有する方
- ガイドライン注1に基づき、がん治療により生殖機能が低下する可能性又は生殖機能を失う可能性があると医師に診断された方
- 妊孕性温存治療の開始日における年齢が40歳未満の方
- 他の市区町村から同様の補助金を受けていない方
- 指定医療機関注2において妊孕性温存治療を受けた方
- 市税などを滞納していない方
補助金額
以下の金額を1人につき1回限り補助します。
妊孕性温存治療の内容 |
補助上限額 |
|
男性 | 精子の採取凍結 | 20,000円 |
女性 |
・卵子または卵巣組織の採取凍結 |
400,000円 |
生殖機能が低下する可能性または失う可能性のあるがん治療の開始前に、ガイドライン注1に基づき行われた治療に要する経費のうち、保険適用外の費用が対象です。
ただし、入院費、入院時の食事代等治療に直接関係のない費用や、凍結保存の維持に係る費用、「静岡県特定不妊治療費助成事業」や「湖西市不妊治療費等助成事業」の助成を受けている費用は対象外です。
申請に必要な書類
妊孕性温存治療が終了した日から90日以内に健康増進課に提出してください。
また、対象者が未成年の場合は、保護者の方が申請してください。
1. 妊孕性温存治療費補助金交付申請書(様式第1号)(PDFファイル:51.5KB)
2. 関係機関への照会等に係る同意書(様式第2号)(PDFファイル:33.6KB)
3. 妊孕性温存治療実施証明書(様式第3号)(PDFファイル:42.8KB)
4. 妊孕性温存治療の同意に関する証明書(様式第4号)(PDF:33.2KB)
5. 妊孕性温存治療を実施した医療機関が発行した領収書の写し
6. 市税の滞納がないことを証明する書類注3
注意事項
注1 小児、思春期・若年がん患者の妊孕性温存に関する診療ガイドライン2017年版(一般社団法人日本癌治療学会編)
注2 指定医療機関
妊孕性温存治療 |
指定医療機関 |
精子の採取凍結 | がん治療の担当医師又は温存治療の担当医師から紹介を受けた医療機関 |
卵子または卵巣組織の採取凍結 | 静岡県特定不妊治療費助成事業実施要領(平成16年4月1日付け子家第170号静岡県健康福祉部長通知)第1(2)又は(4)の規定により指定され、公益社団法人日本産科婦人科学会の「医学的適応による未受精卵子、胚(受精卵)および卵巣組織の凍結・保存に関する見解(平成28年6月改定)」に準じて妊孕性温存治療を行う医療機関 |
卵子の採取及び胚の凍結 |
注3 市税の未納がない証明書を税務課で取得してください。
(証明対象者欄には、この補助金の申請者を記入してください。)
- この記事に関するお問い合わせ先
-
健康増進課 健康政策係
〒431-0492
静岡県湖西市吉美3268番地
電話番号:053-576-1114 ファクス番号:053-576-1150
更新日:2021年03月18日