指定数量未満の危険物を乗用車で運搬する場合について
ガソリン、軽油等を購入し、乗用車で運搬する場合には、消防法令で定める性能を満たした容器を使用しなければなりません。
また、油種ごとに求められる性能が異なりますので、灯油用のポリタンク容器にガソリンを入れる等は絶対にやめてください。
以下のような性能試験確認済証が付された容器の使用を推奨します。
危険物保安技術協会による性能試験に合格した運搬容器
国際連合危険物輸送勧告に基づく「危険物船舶運送及び貯蔵規則」に従い、一般財団法人日本舶用品検定協会により行われる検査に合格した運搬容器
注:消防法令において定められた容量を超える規格の物もありますのでご注意ください。
容器の材質、最大容積の例
品名 | 危険物等級 | 容器 | 最大容積 |
ガソリン (自動車の燃料に限る) |
2. |
金属製 |
22リットル |
ガソリン (農作業用、混合油等) |
2. |
金属製(ドラム缶除く) プラスチック製 |
60リットル 10リットル |
軽油・灯油 | 3. |
金属製 プラスチック製 |
60リットル 30リットル |
この他にも使用可能な容器はありますが、省略しています。
詳細については最寄りの消防機関にお問い合わせください。
- この記事に関するお問い合わせ先
- みなさまのご意見をお聞かせください
-
更新日:2020年06月30日