【ふれあいポスト】高齢者の耐震シェルター設置に対する助成の引き上げについて

更新日:2019年02月28日

高齢者の耐震シェルター設置に対する助成の引き上げについて(ウェブサイト 市外 30代 女性 ) 2018年09月06日受付

高齢の両親が湖西市で2人暮らしをしています。

耐震シェルター設置の助成は、上限166,000円となっていますが、実際にシェルターを設置すると本体以外にも床の補強や運送費等で何倍もの費用が必要になります。(ある工務店のホームページでは本体、輸送費、床補強で90万と紹介されていました)

一方耐震工事の助成は高齢者で最大80万円ですが、こちらも大地震に対して有効な補強をするには足りませんし、仮住まいを強いられるため、高齢者には負担が大きいです。

耐震工事もシェルターも目的は同じで、家屋の倒壊から命を守ることです。

耐震工事に最大80万円の助成が出るならば、シェルターにもその金額を適用していただきたいです。

そうすれば実質負担がゼロになるケースもあるでしょうし、市民もより助成制度に興味を持ち利用しやすくなると思います。そしてそれは犠牲者を減らすことに繋がります。

今日も北海道で大きな地震が起きました。

一日も早く制度を見直していただきたいです。

回答

日本各地で頻発している地震、豪雨災害など、いつ起こるかわからないですが、必ず起こるであろう災害に備え、行政の災害対応力を強化しているところです。

こうした中、ご承知のように本市では地震の際の建物の倒壊から生命を守るため、国や県と連携してTOUKAI-0という木造住宅耐震補強助成事業や耐震シェルター整備事業といった補助事業を実施しております。これらの補助事業には、それぞれ補助率が決まっており、どちらも補助金制度の性質上、一部の自己負担が発生し、住民の方のご負担がなくなることはありません。木造住宅耐震補強助成事業は、その耐震補強工事に、平均150万円程度の工事費がかかり、高齢者世帯等では経済的な負担が大きくなるため補助金の上限も80万円と高くなっています。対して、耐震シェルター整備事業は、耐震補強工事に比べ、設置工事が比較的安価(過去の市の補助実績では、工事費の平均35万円程度)なため、補助金の上限は、166,000円となっております。

しかしながら、ご意見をいただきましたとおり、比較的安価であるとはいえ、高齢者世帯の方にとって、まだまだご負担が大きいことは、重々承知しておりますが、市が実施する数多くの補助事業との整合性を図る必要があり、また限られた財源を有効活用するという観点から補助金の上限については現状維持でお願いしたいと考えております。どうかご理解をいただけますようお願い申し上げます。

この記事に関するお問い合わせ先

危機管理課 安全まちづくり係

〒431-0492
静岡県湖西市吉美3268番地
電話番号:053-576-4538 ファクス番号:053-576-2315
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