119番通報についてのお願い

119番通報の適正な利用について

湖西市消防本部の119番通報受信件数は年々増加傾向にあり、その中で問合せやいたずらなど緊急性のない通報も増加しています。

119番通報は火災・救急などの緊急通報専用電話です。

症状が軽く救急車を呼ぶまでもないが、「交通手段がない」、「どこの病院に行けばいいのかわからない」と言った通報や「今、診察している病院を教えてください」、「消防車のサイレンを聞いたが、何かありましたか」といった問合せが寄せられ、本当に消防車、救急車を必要とされている方への対応が遅れてしまう恐れがあります。

消防車、救急車は限られた資源です。

「間違えて電話」の状況として、次のようなことが確認されています。

1. ご家庭の固定電話及びスマートフォン（携帯電話）から「子供が触った」など電話機を誤って操作し、通報されたもの。
2. スマートフォン（携帯電話）から「ポケットやカバンに入れていて気付かないうちに」など操作したつもりがないにもかかわらず通報されたもの。
3. 「スマートフォン等落としてしまって、勝手に」119番通報してしまったもの。

意図していない通報をしてしまった、しそうになったことはありませんか？

原因として単純な操作ミスによるもの以外に、スマートフォンの緊急通報機能が何らかの原因で反応し、所有者が意図しない状況で119番通報されることがあります。また、スマートフォンやスマートウォッチの一部は事故など強い衝撃（落下させてしまうなど）を与えると自動的に119番通報されてしまう機能を備えており、本人が気付かないうちに通報している場合があります。最近では、スマートフォン等の「緊急通報機能」、「衝突事故検出」による119番通報への誤発信が増えています。

誤って119番通報した場合、または、湖西市消防本部通信指令室【053-574-0119】から確認の電話があった場合には、電話を切らずに、「間違い通報」であることをお知らせください。

無言で電話を切断された場合や意図していない通報があり、無言状態等が続いた場合、万が一の事態を想定し、電話事業者等に契約者情報を確認して、救急車を出動させたり、通信指令室から確認の電話をかける場合があります。

119番通報の適切な利用について、市民の皆様のご理解ご協力をお願いします。